私が卒業した大学は外国語大学でした。英語学科、中国語学科、フランス語学科など何ヵ国
語かの専門にわかれ、みんな海外に興味がある人ばかりでした。
語学留学に行く人もたくさんいましたが、夏休みなどの長期休暇に入ると我先にと海外に飛
び出して行ってしまうような人ばかりの大学でした。
海外旅行といえば、リゾート!豪遊!というイメージですが、大学生の海外旅行は貧乏です。
若さゆえできた無茶もありますが、海外旅行ではお金では買えない経験ができます。
ほとんどの人が格安航空券だけをとって、あとは現地でなんとか、というパターンだったと
思います。そんなに治安が悪い国ではない限り、泊まるところや食べるものや移動手段はな
んとかなるものです。
長期での旅行はオーストラリアを電車やバスで一周する人や、ヨーロッパの国を何カ国か巡る
旅をする人、アジア横断をする人もいました。韓国から入って中国やインドを通ってシルクロー
ドの端のトルコの方まで移動型の旅行です。
途中でビザがおりなくて次の国に入れなかったり、必要な予防接種が受けられなかったりトラ
ブルも絶えませんが、知り合う人や経験できることは一生の宝物です。
貧乏旅行ならではの格安宿や格安食材にくわしくなったり、旅先で知り合う日本人と情報交換
したり、外国語大学の人はたくましい海外旅行経験の持ち主かもしれません。